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会派段位と公認段位

まず、公認段位は、会派の段位(初段)を取った後に、全空連公認1級を取得し、全国空手道連盟の管理の下、都や県などの連盟で実施される昇段審査を受審し、合格することで公認初段が得られます。


審査は、形(初段:指定形1つ、二段以降:指定形1つ+自由形1つ)と自由組手(初段:1試合、二段以降:2試合)だけです。

形は、会派の形ではなく、全空連の形で行う必要があります。松濤館の場合、指定形は、ジオン、カンクウダイ、エンピ、カンクウショウ(バッサイダイは含まれない)の4つから選ぶ必要があります。


ちなみに、公認段位には、少年初段・少年二段という中学生までの段位が存在します。そして、中学卒業後、一般段位へと移行できるようになります。


なお、協力団体(剛柔会・糸東会・和道会・ 日本空手協会など)は、移行手続きを行えば、審査なしで公認段位を取得できます。


<若草支部について>

若草支部は、國際松濤館空手道連盟が協力団体として登録されていないため、東京都空手道連盟(都空連)が主催する審査会を受けて取得する必要があります。

田村師範に申請して公認一級を取得した上で、青梅市空手道連盟を同歴保証人(会長の印鑑が必要)として都空連に受審を申し込む必要があります。


【会派の段位と公認段位の違い】

公認段位は、各会派・各流派共通の段位のため、各道場・教室のルールがない限り、原則、どこでも黒帯で練習できます。※伝統派空手での話、フルコン系は除く。


一方、会派の段位は、あくまで会派の段位のため、他の会派や流派では、黒帯ができないこともございます。

特に、高校や大学に進学した際、公認段位を持っていなければ、公認段位や学連の段位を取るまで黒帯で練習させてもらえない学校も存在します。


黒帯(初段)を最終目標にしている方々も数多くいらっしゃますが、実は、目指すべきは公認初段なのです。


なお、履歴書に関しては、ルール等はないのですが、一般的には、公認段位を書かれることが多いです。

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